1902年創業。歴史ある地元の酒屋「坂戸屋」さん。
日本全国の蔵元さんのお酒に本気で向き合う5代目代表・武笠さんにお話をお聞きしました!
「既に100年を超えていらっしゃるんですね。老舗ですね〜。ずーっと先代から酒屋さんを営んでいるんですか。」
「ありがとうございます。うちの歴史で言うと、元々は味噌や麹を売る商売をしていたようなんです。その後分家という立場だった我が家は酒屋を始めたと聞いています。昔はこの辺りには桶屋や呉服屋等が並んでいたエリアだったので自然な流れで酒屋と言う商売を始めたのが流れですかね。」
「長い間こちらでご商売をされていると思うのですが、現在の南口エリアの印象っていかがでしょう。」
「すごく栄えましたよねぇ〜。南口は住宅街で静かな印象ですね。サラリーマンや新婚さんは多く、目の前のセブンイレブンも帰宅時間にはひっきりなしに人が出入りしています。上品な人もが多く、当店もこの辺りに住んでいるお客様に多くご利用頂いております。」
「ご来店頂けるお客様の層はいかがでしょうか。」
「年齢は30代以上ですかね。会社帰りの日本酒ファンの方が多くご来店します。田園都市線沿線のお客様が多く溝の口からたまプラーザ、長津田等にお住まいの方にもご利用頂けますね。居酒屋さんへの卸もやっているので、都内や地元の飲食店オーナーさんもご来店しますね。」
「先日、武笠さんにお勧め頂いた『グレイス甲州』ワイン。最高でしたよ!おいしかったです。日本のワインもすごくおいしくなったなぁって印象でした。」
「最近おいしくなっていますね。研究熱心なワイナリーや酒蔵さんもすごく増えていますし、ちょっと変わったもの、新しいものをほしがるお客様も多いので、日々いろいろなお酒に触れて説明できるようにはしています。日々勉強ですね。」
「坂戸屋さんのアピールポイントをぜひ!」
「基本的にはお酒を『提供する』『売る』というよりは、『料理に合うお酒を楽しんでもらいたい。』という方が先ですね。お酒って食べる料理をサポートする立場だと思っているんです。お酒だけ飲むのも楽しいと思いますが、やはりそこにつまみなり肴なりがあって完成すると思います。料理とお酒がピッタリあった時って、食事をしていても勝手に笑っちゃったりしません。美味しいと人って笑っちゃうんですよね。そんな『美味しい笑顔に貢献したい!』そんな商売ができたら嬉しいですよね。そして、日本酒に関しては、最近,お燗をして飲む方が少ないですね。冷酒が当たり前になっていますが、酒蔵としてはお燗で飲むために造っているお酒も多くて。ぜひお燗で飲むすばらしさも今後お勧めできたらいいなと思っています。」
「素材にすごくこだわられている酒屋さん」というイメージがある坂戸屋さん。
現在は日本酒の酒蔵30蔵、ワイン10蔵とのおつきあいがあるそうです。
「溝の口と言う場所でお店を構えている事もありできるだけ神奈川のお酒を扱うようにしています。近場にもおいしいお酒一杯あるので。おつまみに合う、良い世界を創造できる酒屋でいたいです。日本酒の量り売りもやっていますのでぜひ試してみてくださいね!」
唎酒師でもある武笠さんは日本酒に関してはプロ!
ぜひ日本酒情報を尋ねにご来店してみてはいかがでしょうか。
そんな、坂戸屋さんでした。
今回は1000ぶらにご参加頂きます。 お邪魔しました!!
https://www.facebook.com/sakadoya.sake.mizonokuchi/
営業時間:11:00〜20:00(祝日は19:00まで)
定休日:日曜日
住所:川崎市高津区下作延2丁目9-9MSBビル
お問い合わせ:044-866-2005