今年の6月3日で20周年を向かえる溝ノ口南口の沖縄料理「菜酒家FU-KU」さん。
私が大学生の頃初めてお食事に来た際、「なんてオシャレなお店が家の近くに!」と思った印象は強いです。
お忙しい中、店主の海谷さんにお話をお聞きしました。
「なんで溝の口南口にお店を構えようと思ったんですか?」
「以前は飲食店で働いていて、20代で自分のお店をオープンしようと考えた時、やっぱり地元がいいな〜と思って。出身が宮前区ですので、飲食店をやるなら溝の口かなぁと。若い頃は溝の口と言う場所がとってもやんちゃなエリアに感じていまして。僕の性格的にもにぎわっているエリアからちょっと離れたところが性にあっていて。それもあってここを選びました。」
「確かにこの辺りは昔飲食店少なかったですもんね。南口ってどういったイメージですか。」
「溝の口自体、丸井ができてからかなり明るく綺麗で、安全になりましたよね。若い人が増えた印象も強いですね。その中でもこの南口は何をやるにもわざわざ来るようなエリアだと思います。特に、飲食を。と考えると大体皆さん北口の方に流れますよね。溝の口の中では静かなエリアと言う印象ですね。」
「実際のこのお店の客層はどうですか?」
「40〜50代のお客様が多いかな。こっちは個人店が多くちょっと値段も高いためか大人の方の来客が多いですね。最近は学生さんにも好評頂いています。この辺りの企業に勤める、日本語が話せるが外国人の方にもご利用頂いています。」
「外国人が来ている印象。私はすごく強いですね。幅広い方々が来客されるんですね。」
「沖縄料理屋さんって溝の口にあまりないですよね。」
「いくつかありますよ。でも今はあまり残っていないかな。10年ぐらい前までは沖縄の食材やオリオンビール等、仕入れが大変で。沖縄からの空輸でも3日はかかったので。今ではこの均衡でも食材が仕入れられるようになったから、やりやすくはなりましたね。」 「そういった苦労もあったのですね。」
「幅広い方々が来客されるんですね。なにか、今後お店として目標にされている事ってありますか?」
「そうね。大きなチャレンジってことはないけど、やはりここで30年、40年と迎えたいですね。自分で料理をする事が好きなので、店舗の拡大はあまり考えていません。まぁ根っからの飲食畑で料理を提供する事が好きなのかな。」
「お店のアピールポイントなどあったら教えて頂けますか。」
「このお店も20年やっているので沖縄料理の事なら答えられます。あと沖縄が好きだし、ダイビングが好きなので『沖縄でダイビングがしたい!』なんて思う方は相談に乗れますよ。 あと今度50回目を向かえるのですが、2ヶ月ごとに沖縄の海の写真展を開催しています。プロアマ問わず、水中カメラマンさんやカメラ好きな方々の撮った綺麗な写真を見ながら、沖縄の料理をお楽しみください。」
店内には大きな水槽や水中写真。
まるで沖縄に遊びにきたかのような雰囲気で頂くフレッシュでリアルな沖縄ごはんは沖縄好きにはたまらない隠れスポットなのかもしれません。
そんなFU-KUさんでした。 お邪魔しました!!
https://www.facebook.com/saisyuya/
営業時間:月〜金 17:00~24:00 土 17:00~23:00
定休日:日曜日
住所:川崎市高津区下作延2-4-10 琳和サニーコート 1F
お問い合わせ:044-861-1414