現在お米をお米屋さんで買う人も少なくなっている中、60年を超える老舗お米屋さんが、溝の口駅南口にはございます。
昭和33年から続く米屋「関屋精米店」店主の関口さんにお話を伺いました。
「まずはこちらのお店の歴史を教えて頂けますか。」
「昭和24年に元々は新作で創業したようです。その後、溝の口に精米所を建て、昭和33年に法人化しました。祖父の代からスタートして、現在僕で、3代目ですね。」
「流石の歴史ですね。溝の口の南口エリアってどういったイメージですか?」
「僕自身生まれた時からずっとこのエリアで育ってきました。あまりにぎやかな印象はなく、むしろ寂れたエリアと言うイメージですね。現在は新旧が混在して雑多なワクワクするエリアになってきた印象です。サラリーマンや学生さんも多く昔に比べ人の行き交うエリアになってきたんですかね。」
「にぎやかになってきたと言う事ですかね。」
「フィオーレの森ができた事で、この辺を行き交う人の層は変わった気がしますね。今まで飲食店やエステやや、そういった業種がなかったエリアなので。人の流れは変わった気がします。」
「お店の客層はいかがですか。」
「幅広いですね。20〜90代までお客様はいますね。一番来て頂ける客層は30〜40代です。最近はこのエリアに男性の一人暮らしの方も増えていて、男性のお客さまが会社帰りに立ち寄ってくれるケースは多いです。来店以外にも飲食店さんやご自宅への配達も行っています。(※配達は5kg以上から承ります。)」
「今後の目標やチャレンジしたい事はありますか。」
「チャレンジってことはないですけどねぇ〜。とにかく続けていく事ですかね。このお店もずっと順調であった訳でもないですし、インターネットや大型スーパーの存在で、やはり専門店は厳しい状態にあります。今後しっかり足元を見て継続を目標にやっていきたいと思います。あと、お店と自宅がくっついているので、建替えをそろそろしたいなぁ〜と。すぐに引き戸が開かなくなるんですよ。そして古いので重たいんですよね。。。(笑)」 「なにかお店のアピールございましたらぜひ!」
「現在は30種類を越える旬のお米をご用意しています。スーパー等と違い、玄米で保存しており、注文後精米をするため瑞々しく新鮮なお米をご用意致します。日本人の主食であるお米を、ぜひ新鮮でフレッシュな状態でお召し上がり頂けますと嬉しいです。 全国のお米をご用意します。お米の事で分からない事ございましたら、ぜひご来店ください!」
精米したてのお米のお味は、ここで購入し、食べてみて初めて気がつきました。
ふっくら美味しいお米をご夫婦で取り扱う地元のお米屋さんとこのような地元を盛り上げるイベントでご一緒できてありがたいです。
今回は1000ぶらにご参加頂きます。
そんな、関屋精米店さんでした。 お邪魔しました!!
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜日・祝日
住所:川崎市高津区久本2丁目13-18
お問い合わせ:044-866-2776